2013年8月29日 (木)
【南海スイスホテル、午前9時50分】
本来、午前9時スタートであったのが、
お客様のご希望で、10時スタートに変更。
そして、本来、こういう場合は、
補填サービスはないので、
終了時間に延長はありません。
ありません・・・のですが、ある。
というのが、ゴタ観光。
1時間うしろ倒しになりました。
まず、
歩きました。
歩いて、歩いて~。
歩いて、どこまで、いったか。
歩いて、近鉄難波駅まで行きました。
難波駅から別の難波駅に行くのに、
そんなに歩くにか?
不思議と思われる方もいらっしゃるでしょう。
南海難波駅にある南海スイスホテル・・・、
高島屋と併せて、ひとかたまりのこの複合施設は、
「南海コンプレックス」
として存在しており、
阪神・近鉄提携の難波駅とは、
別の存在であると考えた方がよい。
つまり、難波駅には、オーキャット複合、
南海複合、
阪神・近鉄複合の3つのグループがある、
ということである。
ちなみに、大阪駅は、
従来の阪急コンプレックスに、
北ヤードコンプレックスが誕生。
景気回復を期待しています。
景気に関しては、今回、お客様から、
日本の景気動向を尋ねられました。
日本では、乱高下はないのですが、
横ばいだと答えました。
ところで、アベノミクスという言葉を
フィリピンのお客様もご存じだったので、
驚きました。
まあ、今回は、モレリアツアーの客なので、
日本通(にほんつう)なのは、
当然なのかも知れない。
【近鉄難波駅】
ご主人のベインさん、朝食がまだなので、
電車の中で食べてもいいかと、お聞きです。
オッケーなら、弁当を買ってくるといいます。
そらなあ、特急に乗れば問題はないが、
あいにく、午前10時台には、特急はありません。
(ただし、近鉄特急は、
500円のエクストラを支払います。)
問題は、この時間帯の急行に、
どのくらいの乗客があるのかによる。
それを推測するには、キョロキョロ見渡すこと。
「よし、人影はまばらである。」
山田 : That'll be alright.
Go ahead and buy your breakfast.
There are some shops over there.
Come back here
please till 10:25 AM, OK ?
Our train leaves at 10:32 AM.
オッケーでしょう。
じゃ、あなた方の朝食準備
を進めてください。
急行が10時32分なので、
25分に戻ってきてね。
山田、その間に、全員の切符を買います。
ここから近鉄奈良駅までは、540円。
なので、特急に乗れば、1040円。
ちょっと、もったいない・・・と、思うのは、
貧乏人の発想か?
向こうは、一生に一度の日本旅行。
特急に乗った方がよかったかも。
ベイ
ンさん : Thank you. I bought
a bento for you Gota san..
すんまへん、待たせて。
弁当,山田はんの分も、買いましたで。
おにぎり。
お弁当を買うのを、わかっていたら、
特急をおすすめしたのだが、
もう、この時間には、特急はありません。
(特急は、500円アップになります。)
急行が来ました。急行に乗ります。
山田 : いただいま~す。あ、すご。
お寿司でんがな。
朝から、何ちゅーもん、食べはり
まんねん。
ヾ(@^▽^@)ノ
他のお客さんも大勢、乗り合わせているので、
ガイドは、声をあげて説明は
できません。一カ所だけ、
大極殿が見えるところで、少し説明を入れます。
山田 : Old Nara capital was laid
in Nara in 710 AD.
The center of old Nara was
that building called
Daigokuden, a palace
in which the emperor of the time
took office.
古代奈良の都は710年に
ここ奈良に置かれました。
その中心が大極殿で、
天皇が政務を執ったところです。
【近鉄奈良駅】
ベイン
さん : Mr. Yamada, Would you do me a favor ?
山田はん、ちょっと。頼みがおまんねんけど。
山田 : Sure. What is it ?
オッケー。なあに?
ベイン
さん : I have 1000 dollars to be changed to yen.
1000ドルを円に換えたいんです。
山田 : Oh, no sweat .
何だ、お安いご用。
と、いいながら、桜通り商店街がわからないゴタ。
さりげなく(そして、ああ、助かった~と思って)、
近鉄奈良観光案内所に駆け込む。
山田 : すんません。ドルを円に換えたくて、
このあたりの桜通りに換金所が
あるらしいんですが。
カウ
ンター: ああ、そう、桜通りですわ。
そこ出てすぐにあるわ。
山田 : すぐって?
カウ
ンター: 商店街入って、すぐ右や。
換金ショップがあるわ。そこや。
【金券ショップ】
その金券ショップは、商店街に入ってすぐ右手。
見つけることは簡単。
その日は、米ドルで、1ドル:93円+端数
ご主人、9万3000円を受け取り、
その場で、山田にガイド料金をお支払い。
ありがとうございます。
本日のパッケージツアーは、40000円でーす。
【東大寺】
ツアー会社によっては、
近鉄奈良駅から、東大寺へは、
「歩き」
を指示する会社も、多くあります。
山田・ツアーのいいところは、
近鉄奈良駅から、東大寺までは、
タクシーに乗る点が、優れている!!
(と思うのだが・・・)
タクシー料金は、平均、770円。
大仏前交差点で、降ります。
降りたところに、鹿がいます。
鹿と戯れながら、参道を歩きます。
東大寺は、前身となる寺がありました。
728年に建立された
「金鐘山寺(きんしょうせんじ)」
がそれです。
聖武天皇が、夭折した皇太子の
菩提を弔うために、建てた寺です。
東大寺の大仏造立は、
紫香楽宮で、開始されます。
大仏造立は、やがて、
紫香楽から、東大寺に移ります。
それが、745年。
そして、大仏が完成し、
その開眼供養は、752年に行われました。
そんなわけで、
東大寺は、いつ始まったか、
というと、そう簡単には、答えられない、
ということになります。
855年、地震により、
大仏の頭部が落下。大仏修理が開始。
861年、開眼供養。
1180年、平重衡が、東大寺を焼き討ち。
1185年、三度目の大仏開眼供養。
1567年、三好・永松の戦いで、大仏殿焼失。
1692年、大仏開眼供養。
ヾ(@^▽^@)ノ
【結論】 奈良の大仏は、4度、目を開けた。
ただし、寺では、
752年に開眼したものと、みなし、
1952年に、
開眼1200年供養の法要が営まれた。
みなさん、本堂(金堂)では、
大仏様に掌を合わせ、静かに
祈りを捧げていらっしゃいました。
【近鉄奈良】
タクシーで、近鉄奈良駅に戻ります。
ここから、今度は、京都に移動します。
八条口で、レンタカーを使います。
二条城~金閣寺~清水寺・・・ちょっと、
詰め込み過ぎた日程でしたが、
一応、こなしました。
車は、日産リーフ(電気自動車)です。
イグナシオさん、どうしても、
エンジン部を見てみたい、とおっしゃいます。
まあ、見ても。減るモノじゃなし、
脇に止めて、ボンネットをパカっと
開けて、
「Please take a look !」
(ほな、見てみとうせ。)
昼食は、レストラン「さと」。
ここから、金閣寺は、5分。
【南海スイスホテル、午前9時50分】
本来、午前9時スタートであったのが、
お客様のご希望で、10時スタートに変更。
そして、本来、こういう場合は、
補填サービスはないので、
終了時間に延長はありません。
ありません・・・のですが、ある。
というのが、ゴタ観光。
1時間うしろ倒しになりました。
まず、
歩きました。
歩いて、歩いて~。
歩いて、どこまで、いったか。
歩いて、近鉄難波駅まで行きました。
難波駅から別の難波駅に行くのに、
そんなに歩くにか?
不思議と思われる方もいらっしゃるでしょう。
南海難波駅にある南海スイスホテル・・・、
高島屋と併せて、ひとかたまりのこの複合施設は、
「南海コンプレックス」
として存在しており、
阪神・近鉄提携の難波駅とは、
別の存在であると考えた方がよい。
つまり、難波駅には、オーキャット複合、
南海複合、
阪神・近鉄複合の3つのグループがある、
ということである。
ちなみに、大阪駅は、
従来の阪急コンプレックスに、
北ヤードコンプレックスが誕生。
景気回復を期待しています。
景気に関しては、今回、お客様から、
日本の景気動向を尋ねられました。
日本では、乱高下はないのですが、
横ばいだと答えました。
ところで、アベノミクスという言葉を
フィリピンのお客様もご存じだったので、
驚きました。
まあ、今回は、モレリアツアーの客なので、
日本通(にほんつう)なのは、
当然なのかも知れない。
【近鉄難波駅】
ご主人のベインさん、朝食がまだなので、
電車の中で食べてもいいかと、お聞きです。
オッケーなら、弁当を買ってくるといいます。
そらなあ、特急に乗れば問題はないが、
あいにく、午前10時台には、特急はありません。
(ただし、近鉄特急は、
500円のエクストラを支払います。)
問題は、この時間帯の急行に、
どのくらいの乗客があるのかによる。
それを推測するには、キョロキョロ見渡すこと。
「よし、人影はまばらである。」
山田 : That'll be alright.
Go ahead and buy your breakfast.
There are some shops over there.
Come back here
please till 10:25 AM, OK ?
Our train leaves at 10:32 AM.
オッケーでしょう。
じゃ、あなた方の朝食準備
を進めてください。
急行が10時32分なので、
25分に戻ってきてね。
山田、その間に、全員の切符を買います。
ここから近鉄奈良駅までは、540円。
なので、特急に乗れば、1040円。
ちょっと、もったいない・・・と、思うのは、
貧乏人の発想か?
向こうは、一生に一度の日本旅行。
特急に乗った方がよかったかも。
ベイ
ンさん : Thank you. I bought
a bento for you Gota san..
すんまへん、待たせて。
弁当,山田はんの分も、買いましたで。
おにぎり。
お弁当を買うのを、わかっていたら、
特急をおすすめしたのだが、
もう、この時間には、特急はありません。
(特急は、500円アップになります。)
急行が来ました。急行に乗ります。
山田 : いただいま~す。あ、すご。
お寿司でんがな。
朝から、何ちゅーもん、食べはり
まんねん。
ヾ(@^▽^@)ノ
他のお客さんも大勢、乗り合わせているので、
ガイドは、声をあげて説明は
できません。一カ所だけ、
大極殿が見えるところで、少し説明を入れます。
山田 : Old Nara capital was laid
in Nara in 710 AD.
The center of old Nara was
that building called
Daigokuden, a palace
in which the emperor of the time
took office.
古代奈良の都は710年に
ここ奈良に置かれました。
その中心が大極殿で、
天皇が政務を執ったところです。
【近鉄奈良駅】
ベイン
さん : Mr. Yamada, Would you do me a favor ?
山田はん、ちょっと。頼みがおまんねんけど。
山田 : Sure. What is it ?
オッケー。なあに?
ベイン
さん : I have 1000 dollars to be changed to yen.
1000ドルを円に換えたいんです。
山田 : Oh, no sweat .
何だ、お安いご用。
と、いいながら、桜通り商店街がわからないゴタ。
さりげなく(そして、ああ、助かった~と思って)、
近鉄奈良観光案内所に駆け込む。
山田 : すんません。ドルを円に換えたくて、
このあたりの桜通りに換金所が
あるらしいんですが。
カウ
ンター: ああ、そう、桜通りですわ。
そこ出てすぐにあるわ。
山田 : すぐって?
カウ
ンター: 商店街入って、すぐ右や。
換金ショップがあるわ。そこや。
【金券ショップ】
その金券ショップは、商店街に入ってすぐ右手。
見つけることは簡単。
その日は、米ドルで、1ドル:93円+端数
ご主人、9万3000円を受け取り、
その場で、山田にガイド料金をお支払い。
ありがとうございます。
本日のパッケージツアーは、40000円でーす。
【東大寺】
ツアー会社によっては、
近鉄奈良駅から、東大寺へは、
「歩き」
を指示する会社も、多くあります。
山田・ツアーのいいところは、
近鉄奈良駅から、東大寺までは、
タクシーに乗る点が、優れている!!
(と思うのだが・・・)
タクシー料金は、平均、770円。
大仏前交差点で、降ります。
降りたところに、鹿がいます。
鹿と戯れながら、参道を歩きます。
東大寺は、前身となる寺がありました。
728年に建立された
「金鐘山寺(きんしょうせんじ)」
がそれです。
聖武天皇が、夭折した皇太子の
菩提を弔うために、建てた寺です。
東大寺の大仏造立は、
紫香楽宮で、開始されます。
大仏造立は、やがて、
紫香楽から、東大寺に移ります。
それが、745年。
そして、大仏が完成し、
その開眼供養は、752年に行われました。
そんなわけで、
東大寺は、いつ始まったか、
というと、そう簡単には、答えられない、
ということになります。
855年、地震により、
大仏の頭部が落下。大仏修理が開始。
861年、開眼供養。
1180年、平重衡が、東大寺を焼き討ち。
1185年、三度目の大仏開眼供養。
1567年、三好・永松の戦いで、大仏殿焼失。
1692年、大仏開眼供養。
ヾ(@^▽^@)ノ
【結論】 奈良の大仏は、4度、目を開けた。
ただし、寺では、
752年に開眼したものと、みなし、
1952年に、
開眼1200年供養の法要が営まれた。
みなさん、本堂(金堂)では、
大仏様に掌を合わせ、静かに
祈りを捧げていらっしゃいました。
【近鉄奈良】
タクシーで、近鉄奈良駅に戻ります。
ここから、今度は、京都に移動します。
八条口で、レンタカーを使います。
二条城~金閣寺~清水寺・・・ちょっと、
詰め込み過ぎた日程でしたが、
一応、こなしました。
車は、日産リーフ(電気自動車)です。
イグナシオさん、どうしても、
エンジン部を見てみたい、とおっしゃいます。
まあ、見ても。減るモノじゃなし、
脇に止めて、ボンネットをパカっと
開けて、
「Please take a look !」
(ほな、見てみとうせ。)
昼食は、レストラン「さと」。
ここから、金閣寺は、5分。