第8教室:『ペルル嬢』(フランス語学習)『テレーズ・ラカン』(英語学習)

ドーデの『金の脳みそを持った男』もここで学習しました.

語学学習日記(フランス語学習)金の脳みそをもった男(12)(ドーデ短編集より)


金の脳みそをもった男(12)


———————————【12】—————————————————

Il tombait souvent.  Un jour, il roula de haut d'un
perron et vint donner du front contre un degré de
marbre,  où son crâne sonna comme un lingot.  

 
———————————(訳)——————————————————

彼はよく転びました.ある日、彼は玄関のステップで
転んで大理石の段のところでおでこをぶつけるはめに
なりました.彼の頭蓋骨は地金のように鳴りました.


———————————《語句》—————————————————
             
perron:(玄関前の)ステップ、数段の階段  
donner:(ここでは自) (contre ~ に) (de ~ を) ぶつける  
venir donner:ぶつけることになる
 venir + 不定詞は「~しに来る」のほかに「~ということになる」
degré:(m) ❶階段、階段の段; ❷度    
marbre:(m) 大理石     
crâne:(m) 頭蓋骨、頭蓋
sonna:(単純過去3単) <sonner (自) 鳴る
lingot:[ランゴ] (m) 地金、鋳塊(鋳型のままの金属)、
         lingot d'or  金塊