第8教室:『ペルル嬢』(フランス語学習)『テレーズ・ラカン』(英語学習)

ドーデの『金の脳みそを持った男』もここで学習しました.

山田 錦の【通訳ガイド日記 19】

2012年 4月30日 (月) カナダのお客様



【通訳ガイドのお仕事】


午前8時がお迎え時間。
山田、午前7時20分に、三条京阪に到着。


  「大丈夫。ここから、ゆっくり、
   歩いて行っても、
   御幸町押小路の旅館には、
        15分あればOK。」


午前7時35分。旅館に到着。
タクシーは、まだ来ていません。


  「電話して、確認しようかな?」


と、そのとき、はるか彼方、丸太町辺りで、
待機中のタクシーを見つけました。


  「ははーん、あれが、そうだ。」


手を振ってみた。


  「何、違ったら、すみません、といえば、いいのだ。」


やって来たタクシーは、
まさに、予約を入れておいたトマトタクシーでした。


※※※※※※※※※※※※※ 


ドライバーさんに、日程表を手渡します。
ただし、昨夜、電話で、
聞いていただけのガイドラインで、
作っていたので、変更箇所がいっぱいになりました。

※※※※※※※※※※※※※


 午前7時55分。

我らが本日のお客様、ハービーさんご夫妻が登場。

How do you do ?

の定番あいさつののち、
日程表をご覧になって、さっそく、変更。



旦那さま : We'd like to see the most of
       gardens that you recommend
       we should take a look at.

      (庭を見せて下さいな。
       京都のいいところを。どこかね?)



山田 :  Gardens ? Oh, then let's get
     started by the garden
             in the Ryoanji temple.
       
         (庭でっか? 
    とりあえず龍安寺に、ほな、いきまひょか。)



  さっそく、一発目、清水寺龍安寺に変更。


 途中、お客様は、京都御所の庭も、
見学したい、とおっしゃいます。


山田 : Oh, we are in a golden week holidays now.
               The office is closed of
      Imperial Household Agency.

          (ゴールデンウィークやし、
           宮内庁の事務所は休みでっせ。)


運転手さん : あしたやったら、大丈夫ですわ。



ご夫妻  : We are going to see Maiko
                    Dancing Show tomorrow.
      (明日は、鴨川踊り見に行きまんねん。) 


※※※※※※※※※※※※


  久々のなつかしい京都の街を我らがタクシーは走ります。
  旅館を出て、一路北へ。目指すは、龍安寺


山田: We are passing through the Imperial Palace.
    And this is the intersection called
          KarasumaImadegawa between
     Karasuma street running north
         to south and Imadegawa street
   running east and west.

        Look at that building ! The Doshisha University.
       One of the highest ranking and
   the most prestigious
      universities in Kyoto.

  (京都御所の前を通過中です。
    ほんで、ここが 烏丸今出川ですわ。
   南北通りの烏丸通りと、
   東西の今出川通りの交差点です。
   あれが同志社大学。京都の名門校でっせ。) 


ご主人 : What is the feature ?
       (特色って?)


山田 : Theology・・・
    (神学ですかな。)


 ここで、左折して、西へ。西陣を通過。
 やがて、右手には、北野天満宮。 


山田 : Look at that shinto shrine !
        That's what we call "Kitano Tenmangu Shrine.
    (あれをご覧下さい。
             北野天満宮と呼ばれている神社です。)  


運転手さん: 学問の神様だって、言っておあげなさい。


山田 : The shrine is dedicated to
      a learned minister
             called Michizane Sugawara who
             once was believed to have
             caused a lot of disasters
             in this city. An emperor
             at that times decided
            that all disasters were ascribed to him.

         And ordered to build this shrine
         for the repose of his soul.
        Nowadays people pay visit
        the shrine for success for
        entering university.
       If you'd like to drop in・・・

  ( 菅原道真という学識のある大臣に
         捧げられた神社です。
        ときの天皇が わざわいを道真のせいにして、
        鎮魂のために、この神社を建てました。
    今は、大学受験の人が
       お参りしています。寄ってみます? )


お客様 :  No !
               (いらない。)


 北野白梅町で、西大路通りを北に。
ここで、正面に左大文字山が見えてきます。


山田 :  Daimonji mountain is coming
     into sight in front of us.
             With Chinese letter on its hillside
     that can be read
            as dai meaning " big"・・・・・・・
      
     ( 正面に左大文字山が見えて来ました。
    漢字でダイって書かれて
    いるんですが、その意味はビッグというか・・・) 
   

ご夫妻:  Do they set fire on ?
     (火点けますんやろ?)


山田 : Yes, they do.
              They set on fire on August 16th.
    (そうでんねん。8月16日ですわ。)
      
        So that dead souls can go
           back their world easily.
   (そないして、魂が黄泉の国に帰りますのや。)    


   わら天神より手前で、左折。
   さすが、地元のドライバーさんです。
         山田の運転ならば、平気でわら天神で左折して
   観光道路(きぬかけの路)に出るところです。
        (推定で、50メートルほど、距離が変わる)


山田: Oh, there's one of prestigious
    universities along with
           Doshisha University
    there showing left side.
        The Ritsumeikan University.
        There were big student movements
    there in 1970s fighting
        against riot police resulting
    in a death of a student.
      
  ( ああ、左に立命館大学が見えてきました。
        同志社とともに有名な大学で、
        かつては、激しい学生運動がありました。


ご主人: What's the feature ?
    (で、特色は?)


山田 : Social sciense・・・・
    (社会学・・・・・かな?)


※※※※※※※※※※※※ 
    
  【龍安寺にて】

 きょうは、お客様の他に、ドライバーさんもご一緒です。
  4人で、龍安寺を訪問。
 気になる拝観料金ですが、さすが、ガイドの私も、
 ドライバーさんも、フリーパスでした。
 あはは・・、すごい。


ドライ
バーさん: ほら、あの鳥。オシドリですよ。


山田  : Mandarin ducks there.


ドライ
バーさん :とても仲のいい鳥なんですよ。
                生涯、連れを保つといいます。


山田 : They are faithful to each other.
            They are said to keep their
      chastity all their life.  
 
( 貞操観念のためか、生涯を共にするそうです。)


奥様: Oh, we have the same kind in Canada.
            They are wild geese 
     with chastity.

  ( カナダにも、似たのがいますよ。
     雁ですけど、貞操感があるのよ。)


 方丈庭園に入ります。
    方丈とは、本来、住職の居間を指しますが、
 ここの寺は、入り口は庫裡のようです。
   入って、右手は、一般は入場不可。
 ここは、食堂のようですが、
  入ったことがないので、わかりません。

 よって、左に進みます。
   すぐのところに、石庭のミニチュアモデルがあります。
 まずは、これで、あらましを説明します。


山田 : There are 15 stones arranged
     so that you only look
              at 14 at any angle.
          (15個の石が、どこから見ても、
             14個しか見えないのです。)


ご夫婦 : So ?
                (ほんで?)


山田 : If one stone comes out,
      another stone goes behind.
     (ひとつが見えたら、ひとつが、隠れる・・・・)


奥様 : Oh ! interesting !
               (え?面白い!)


前置きは、そのくらいにして、
さっそく、本物の庭に向かいます。


山田 : Take your position and sit down to the garden !
                 (座りまひょ。)


奥様 : Where to sit ?
     (どこへ?)


山田 : Somewhere between that
              lady and this gentleman.
       (あの奥さんと、こちらの旦那の間くらいで。)   


 ご主人は、写真を撮るのに忙しく、
    座ったったのは、軽く10分経過してからです。


山田 : See ? Look at that wall.
            The height is getting lower as it goes further.
    (ほら、わかりまっか?あの壁。
     向こうへ行くほど、低うなってますやろ?)


奥様: Oh, yes. I see.
    It's perspective effect to make the garden
    look bigger.
    (ああ、ほんまやわ。
    遠近法使うて、大きい見せてはんねんなあ。)  


山田 : Exactly.
     (当たり!)


ご主人:What materials are used
    for the part of the roof ?
    (屋根の部分は、何の材料でんねんや?)

     
  この質問に、山田ゴタ吹っ飛んだ。
  わかりましぇーん。


山田 : Oh, They are Japanese cypress
     that are used as the roof part.
         (ヒノキでっせ。)

     ホンマかいな。自分でも、
     びっくりするような知ったかぶりになることがある山田。
     そのうち、クレームがついて、
     この業界を追い出されるかも。  


奥様: No footprint can be seen there. Why ?
    (足あとがついていないの不思議だわ。)


ドライ
バーさん : あのね。うしろにさがりながら、
      鋤を引くからですよ。言ってあげて!


山田  : Because they rake backward.
     (さがって掃くからね。)


奥様  : How often do they rake
      gravels up in the garden?
     何回ぐらい掃くのかしら?


山田  : Once a week !
     (週に一回!)

 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


  【金閣寺にて】


ご主人 : What does that stone monument stand for ?
     (あの石碑は何ですねん?)


山田 : That's the monument on which letters
     "World Cultural Heritage"
     are described.
     The Kinkakuji Temple was nominated
     and registered as the
     world heritage in 1994.

    ( ああ、あれね。
     世界文化遺産って、書いてまんねん。
    ここの金閣寺ね、
         1994年に世界遺産に登録されましてん。)


   この石のモニュメントのところで、一枚記念撮影。パシッ。

   入場切符を見て、おふたりは、びっくり。


奥様 : What ? What for ?
     (な、何ですの?これ。)


山田 : The ticket doubles as talisman.
           (お守りを兼ねてまんねん。)


  中に入って、またびっくり。


ご主人:  Oh, 

奥様 :  Wonderful.
                 すげえ

山田 :  Wonderfulでっしゃろ?

  
  なぜか、日本語が混ざっていたゴタ。
     ちゃんと、仕事しいやぁ。 
   
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 池の中で、鯉が跳ねました。
  それから、鯉の話が始まりました。


山田 :Boy's day falls on May 5th.
           We Japanese hoist a carp streamer.
    According to the old Chinese legend,
           a carp that successfully
    goes up the fall becomes a dragon.

   It's because parents
        wish social success of their children that
   they are sure to hoist the carp streamer
   in front of the house.
         
  (5月5日が子どもの日でして、
        私ら日本人は、鯉のぼりを
   上げますねん。
   中国の伝説で、鯉が滝登りしたら、
  竜になるいいますんや。
  やっぱり、自分らの子どもが
  出世してほしいから、鯉のぼり
  上げますねんやん。)

 
    ヾ(@^▽^@)ノ

 
   【鯉魚石の前で】

  これを見ただけで、奥様が、

「Oh, Koinobori ! 」

 と叫びました。
  類推力のある賢明なお方です。


山田: Yes, this cascade is indicative of it
     with the stone representative of a carp.
    ( そう、そうなんですよ。
               滝と石で、鯉のぼりを表しています。)

   ※※※※※※※※※※※※※※※※※

  金閣寺石不動の敷地に入ります。
   右手にお茶席がありました。

お茶


奥様:  Oh, green tea !
     (あら、お抹茶が!)

山田 : Please try it, if you'd like to.
      We have a lot of time to spend.
     (よければ、どうぞ。
              お時間はたっぷりありますし。)  


ご主人 : Oh alright then. Let's go in and have tea.
       Please come with us, Gota san and Tomato san !
      ( おお、そうしよう。
                   入ってお茶しましょう。山田ちゃんも、
       ドライバーさんもどうぞ。)


  「どうぞ、おかまいなく。お待ちしていますから。」


         と、一度は遠慮申し上げましたが、
   二度目のお誘いに、ふらふらと、入ってしまった。
   お一人様500円也の、お高いお抹茶。
         自分で、お金出してまで、飲むことは、
   この先にも、あとにも、
        あり得なかったことでしょう。


   さっそく、注文したお抹茶が運ばれてきました。


お店の方 :  和三盆のお菓子どす。どうぞ。

奥様   :  What did she say ?
        (何て言わはったの?)

山田   :  Sweets made of wa-san-bon or soft sugar.
       (わーさーんーぼーん、いいはりましてんや。
        上質のお砂糖で出来たお菓子です。)

ドライ
バーさん : こうして、いただくのです。



    ドライバーさん、お茶碗をくるくる廻して、
    おいしそうに、服されます。


奥様  ;  Why did she turn her cup before drinking ?
       (なんで、飲む前に茶碗を回すの?)


山田  : You turn the cup so that
      your mouth doesn't touch the front
      of it. It is the manner of
      tea ceremony not to make the part  
       dirty by avoiding mouth touch.

      ( 回して、正面を口つけて、
       汚せへんようにしますねん。)


ヽ(゚◇゚ )ノ

 ※※※※※※※※※※※※※※※※※

  
    【二条城にて】


 金閣寺から、二条城へ移動です。
  移動中に車内で、関ヶ原の合戦の説明。
 これが、また、やっかいなのです。

 お客様は、徳川家康しかご存じありません。

 豊臣秀頼石田三成も、しらないと言います。
 まして宇喜多秀家も、小早川秀秋も、
 知るよしがありません。

 とにかく、日本中が西軍と東軍に分かれて
 合戦をしたのです。


山田 : Shortly after the Sekigahara Battle,
     Ieyasu built this castle for surveillance
     over the town and around the imperial palace
     so that no other feudal lord
     would not tie up the emperor.
       
    ( 関ヶ原の合戦のあと、
     家康は、この城を建てて町の監視を行いました。) 


  これを書いて、ふと気がついたのですが、ゴタ、平気で
  間違い英語をしゃべっていました。

  実は、町を測量していました、とやっていたようです。
  ああ、恥ずかし・・・
  言い訳ですが、
  まる一ヶ月、英語とおさらばでしたから・・・・。

  surveillance というかわりに、
  survey (測量する) とやっていたようです。
  念のため、辞書をみましたが、
  どんなに甘く採点しても、せいぜいのところ、

 「町を見晴らす。」

  が限界で、監視には、至らず・・・。
  しかも、・・・まあ、会話なので、
  スペルは、関係ないが、
  頭の中のスペルは、survay。
  ちょっと、英語のおべんきょ、やり直しが必要じゃ(;^_^A


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

   【庭園へ】


 ご夫妻の関心は、庭園ですので、
 二の丸御殿は、大広間以外は、
 さっさと、通り過ぎました。

 そして、やはり小堀遠州(作事奉行で造園家)
 の作った庭園の前で、しばらく、釘付けだった
 ようです。


山田  : Look at those combination of the rocks !
      They are so called
      "Karetaki Iwagumi" that is
      a cascade depicted by only stones
       not using water.
       And the stones also doubles
      as the three Buddha.
        
     (ほら、あの石組み!
      枯れ滝岩組といいまして、滝を表現しています。
      三尊石ともいわれています。)


ご主人 : Which one ?
      どの石?
 
山田 :  Over there !
      向こうの石!
 
   結局、よくわからない。案内人がええかげんだから・・・・。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    
  
  
    【お昼】

  二条城の見学が終わって、みなさん、
  そろそろ、おなかがすいてきたようで・・・
  何?ゴタの腹具合?グーグー鳴っていました。


ご夫妻 : OK, Mr.Gota.
      We'd like to take lunch now. Please take
       us to somewhere good for meal.
      (ゴタはん、食事したいので、
      適当なところへ、行ってくださいな。)


山田  : What would you like to eat ?
      (どんなん、食べはりますの?)
  
ご主人:  Sushi.
     (寿司やな)

奥様 :  Soba !
     (そば食べたい!)
 
ドライ
バーさん : 寿司とそばの食べられるところですか?

山田   : そうゆうてはりますわ。
       どっか知ってはります?

ドライ
バーさん  : 「がんこ」行きましょか?


山田   :  ああ、木屋町二条の?

ドライ
バーさん :  あそこは、高いから、
        三条大橋の「がんこ」でいいですか? 


 そりゃそうだ。ご一緒させていただくなら、
 こちらのフトコロ具合も考えないと。
 そういうわけで、
 木屋町三条のパーキングに車を入れて、いざ、
  「がんこ」へ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


お店のかた  : いらっしゃいませ。何名様でしょう?

山田     : 4人です。たたみの席あります?

お店のかた  : いいえ、すみません。テーブル席になります。

山田     : じゃ、そこでかまいません。お願いします。

  
   6人掛けのゆったりしたテーブル席に
   案内してもらいました。

   「がんこ」

   のメニューは、
   外国人には、とても重宝で、すべて
   写真付き。見れば、簡単に注文できます。

   そして、奥様は、おそばの定食を、
   旦那さまは、マグロの定食を
   ご注文。
   山田、500以下の定食はなかったので、
   清水の舞台から飛び降り、

   1000円突破の 「にぎり定食」。

   ドライバーさんも、「にぎり定食」。


ご主人 : We will pay your meal.
      Please go ahead and order
       whatever you'd like !

     (支払いは、こちらでさせてもらうから
      どうぞ、お好きなものを 遠慮なく!)


山田:  Thank you !

ドライバーさん: Thank you !


 1000円突破のお昼ごはんが、
 ゴタの家計に悪影響を及ぼすことは、免れた。
     

   【祇園

 祇園は、北部と南部に分かれています。
 とくに南部は今でも甲部と呼び慣わされているよう
 で、こちらの歌舞練場は、
 甲部歌舞練場と、命名されています。


   【祇園北部】

山田 :  Let's take a picture on that
       small bridge anyway.
      The bridge is called Ttsumibashi bridge.
      And famous for a place for photo-taking.
      Maikos are often can be seen as they are on
      the bridge to be taken photos.
        
     ( まあ、とにかく、あの小橋の上で写真を撮りましょう。
      写真撮影のちょっとした有名な場所なんです。
      舞姑はんも来まっせ。)


ご夫婦  : Yes,let's.
       (撮りましょう。)

ご夫婦  : What's that ?
       (何ですか?)

山田   : Small shinto shrine dedicated to
       a god in charge of music and danse.
       Maikos often pay visit here wishing
       their improvement of their skills.
        
      (芸事の神様を祀った祠です。
       舞姑はんが、その芸事の上達を願って
       参拝に来はりますのや。)


  ご夫婦、白川通りを西へ歩いて行かれます。
  ゴタ、アドバイスして、新橋通りの
  散策をお薦めした。狭い路地を歩くのも、面白い趣向です。
  ここから、新門前
  通りに出て、さらにそこから西へ。


山田:  This is a residence of a famous
     dancing teacher who gives
     dancing lessons to maikos..   
         
    (ここは舞妓さんの踊りの先生のお宅です。)


    と、説明したが、今ふり返ってみると
          teacherではなく、instructor の方が
   よかったかも。いやいや、master かも。

        念のため、辞書を引いてみたら、
   師匠 : teacher, master と、ふたつ紹介されています。
   まあ、どっちでもいいことにしよう。



4月30日 (月)  つづき


  祇園南部(甲部)、花見小路へ


  石畳の時代スリップを感じる小径です。
     この両側にお茶屋さんが立ち並んでいます。
  黒地の金属プレートに「お茶屋」と、
      掲げられた店がお茶屋です。

  一方、置屋さんの前には、舞姑さんや、
    芸子さんの名前が掲げられています。

 ドライバーさんは、歌舞練場の辺りで、待機。
 我々3人で、花見小路探検のウォーキングツアー。

 歌舞練場の少し手前(北)の左の路地に入ります。
  
 奥様、うれしそうです。


     「 Oh exciting !」
     (ワクワクするわ。)

   カチエ美容室・・・・。
   ここは、舞姑さんの髪結いです。

   でも、中が見えません。ちょっぴり、ご不満そう。

   広い通りに出ました。

   (これを右に行くと、女紅場なんだが・・・)

   行っても、見学できないので、パス。
   そのまま、車に戻りました。 


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

   【平安神宮

     市営駐車場から、遠いので、ドライバーさんは、
     冷泉通り(すぐ前の道路)で、待機です。
     庭に関心のあるお客様、神苑に直行です。

奥様 : This is a good and old tram car
               living its quiet and solitary life here
               in a secret place like this.
     何とまあ、静かなところで、
              お過ごしのチンチン電車なのでしょう!)


山田: Oh, yes.
           This was the first to run on
           the railroad in this city in Meiji era.
          And the first to show up in Japan as a tramcar.
      
      (そうですよね。これって、
        京都で初めて走った電車なんです。
    そして、日本のトップを切って走った市電です。)  

      
  池の中の飛び石は、今は、立ち入り禁止になっていました。
  ご夫婦、残念そう。


山田 :These are descendants of irises
            that emperor Kokaku, the 119th emperor
           planted by himself in 19 century.
           これは光格天皇お手植えの菖蒲です。


と、言ってみたが、
まだ咲いていませーん。(早く咲いてネ!)   

      ヾ(@^▽^@)ノ
 
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

   午後3時30分、7時間半の一日ツアーが終了しました。

   【旅館の前で】

ご主人と : Thank you, Gota.
奥様      It was a nice day spending with you !
       (山田はん、ありがとう。いい一日でした。)


ゴタと  :  Pleasure is mine, Mr.Tramblay.
ドライバーさん   See you someday again.
       (こちらこそ、ありがとうございました。
                         またお会いできますように!)

    
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 
 

★ この日記は 1か月の契約ブログに書いています.

来月は消えているかもしれません.そのときはすみません.

楼蘭まぼろしの湖のように消え去る日記、無責任な日記、

これを「ロプノール日記」と名付けましょう.(山田)