2013年4月12日(金)
【ニューオータニ、午前10時】
午前10時。おふたりが降りて来られました。
きょうは、最終日です。
淡々と日程をこなしていきます。
きょうの予定は、池田のラーメン記念館。
阪神高速池田線を走ります。
大阪空港を過ぎて、池田方面へ。
阪急池田駅のほど近く、
インスタントラーメン記念館はあります。
が、その前に、
エンディさんの大好きな
釣り具屋さんがあったので、
お立ち寄り。
きょうは、最終日。お
好きなだけ時間をかけて、どうぞ。
と、思っていたら、またもや、
リールをたくさん、お買い上げ。
支払い総額60万円なり。
ヾ(@°▽°@)ノ
おったまげたゴタぴょん。
エンディさんは、幸せだなあと思う。
日本で、旦那が釣り具に、60万円かけたら、
離婚問題やけどな。
ヾ(@^▽^@)ノ
エンディさん、お買い物終了。
トレーシーさん、また、
「おなかすいちゃった。」
近くの食事場所は、セルフのうどん屋、
「金比羅うどん」。
ヾ(@^▽^@)ノ
店内に入ると、まず、店員さんが
麺の注文を聞いて来ます。
このとき、太麺か、
細麺かの希望をいうことになっています。
が、
先に注文を聞かれたトレーシーさん、
どう返事すればいいのか、お困りの呈。
山田 : You have a choice,
Tracy san between thick
noodle and slim one.
太麺と細麺選べますねん。
トレー
シーさん: I like my noodle slim.
細麺よ。
さらに、眼前に、トッピング用に、
いろいろな天ぷらが並んでいます。
トレー
シーさん : What's this ?
これ、何なの?
ちくわの天ぷらである。
山田 : It's a stick of fish sausage.
さかなのソーセージですわ。
トレーシーさん、ちくわの天ぷらをみっつ、
海老天もみっつ、お皿に盛って、
レジを済ませます。
会計が済むと、出汁は、
セルフサービスで入れます。
エンディさんも、無事、
ご自分で、出汁を注ぎ終え、
テーブルへ。
全員、着席~。
ズルズルズル・・・と音を立てて食べます。
東洋人の特権であります。
アメリカ人もイギリス人も、
こんな行儀の悪い食べ方しはりませんで~。
ヾ(@^▽^@)ノ
お向かいに、シャノワールがありました。
と言っても、シャンソンを歌う場所ではありません。
ここは、洋菓子店で、店内喫茶があります。
ここで、食後のコーヒーです。
コーヒー、1パイ400円。
ケーキセットが600円。
よって、ケーキセットを注文。
C'etait bon.
うまかったぜ。
ヾ(@^▽^@)ノ
さて、じゃ行きましょう。
え?どこへ?
インスタントラーメン記念館へ。
ああ、そうでした。ケーキ食べたから、
もう終わったと思うた。
【インスタントラーメン】
戦後、食糧難を目の当たりにした安藤百福が、
食品開発の必要性を実感し、
作り上げたというインスタントラーメン。
それが、ご存じチキンラーメン。
このチキンラーメンを
1958年(昭和33年)に
開発した安藤百福の業績を記念して、
1999年(平成11年)、
ゆかりある大阪府池田市に建てられた施設。
管理・運営は
日清食品関連団体の
(公財)安藤スポーツ・食文化振興財団。
我らが、エンディさんとトレーシーさん、
カップのデザインを描き入れます。
カップができたら、
好きな具材をトッピングしてもらいます。
ただし、1つのカップラーメンに、
ひとり、4種類の具材までしか選べません。
2階は工場です。
工場と言っても、
みなさんが作る
インスタントラーメンの工場です。
はじめに、300円を
支払っておけば、ここで、制作実習ができます。
おふたりとも、
デザインのセンスは、なかなかのもの。
日清専属デザイナーになれまっせ。
(=⌒▽⌒=)
エンディさんの頭の中は、
山田の想像では、ラーメンのことは、
全く考えていなかったような気がします。
頭のなかは、今しがた買った、
60万円の釣り道具のことばかり
だったかも知れない。
大阪へ、引き返します。
エンデ
ィさん : Would you please go back
directly to the hotel.
このままホテルに戻って下さいな。
山田 : Certainly.
わかりました。
【ホテル】
ここで、エンディさんを降ろして、ツアー続行。
トレー
シーさん : Please take me to the Hilton.
ヒルトンホテルに行ってほしいの。
山田 : Yes, Ms.Tracy Lim. Let's go.
はい、奥様、行きますよ。
ヾ(@^▽^@)ノ
大阪梅田1丁目8番。
聳えまするは、ヒルトンホテル。
北に大阪駅を臨み、
南にマルビル、東は阪神、
ここは、大阪のど真ん中。
トレー
シーさん : Can I stop over at the Daimaru ?
大丸に寄ってもいいかしら?
山田 : As you'd like to.
どうぞ。
松原さん : 山田はん、車は、グランヴィアホテルの
車寄せに お着けして、大丈夫でしょうか?
山田 : なるほど。それがいいね。
そのまま、すまして、
ホテル客然として、入って
行って、カゴ抜けして、
大丸に行けばいいんだもの。
【グランヴィア大阪、車寄せ玄関】
それは漆黒のハイヤーだった。
東洋人風の女が降りて来た。
助手席から
足の短い中年男が出て来て、
女を手招きし、ホテルへと、入っていった。
何?何ゆうてんねん。
山田とトレーシーはんが、
ホテルをカゴ抜けして、
大丸に行ったんやで~。
なんで、ここへ来たかというと、
ここの9階にある、
「東急ハンズ」
に用があるらしいのです。
「からくり爪楊枝入れ」
をもっと買いたくて、
この東急ハンズに来ましたのや。
それで、あったんか~?
なかったで~。
なかったのですが、
別の面白い、爪楊枝入れがあったのです。
重量挙げ選手が、爪楊枝を持ち上げて、
出てくる面白い、からくりです。
三宅選手かも。
ヽ(゚◇゚ )ノ
【ヒルトン・イーストウィング】
爪楊枝入れをゲットして、いよいよ、ヒルトンへ。
このヒルトンがまた、
ややこしくて、
イーストウイングと、ウエストウイングが
あるんです。
ヾ(@^▽^@)ノ
ややこしい名前やめて、
ヒルトンと、ヨルトン
にしておいてほしいわ。
ヒルトンと、ヨルトンの間に~
先に、トレーシーさんが、入って行きました。
出迎える店員さんと、
何やら、ひとこと、ふたこと。
店員さんのお顔は、
トレーシーさんを上から下まで見ている。
あ、あったんだ。
カバンがあったんだ。
山田は、本能で、そう知りました。
ヾ(@°▽°@)ノ
店員さん : はい、クロコがございます。
たった一点ですが。
トレー
シーさん : What color is it ?
どんな色?
店員さん : It’s black.
黒ですわ。
トレーシーさん: Fine.
オッケーよ。
またもや、別室に通されるのか?
でも、ここは、そんなことはありません。
お客様を監禁するような、
失礼なことはありません。
警備体制が、出来ているからなのでしょうね。
ヽ(゚◇゚ )ノ
しばらくして、店員さんは、
バッグを持って、現れました。
店員さん: これが、クロコです。
平然としたお顔です。
ちょっと、おかしなやつだともとれる。
なぜなら、お値段は、580万円だからだ。
もっと、興奮した表情で、普通だと思うが、
こういう世界では、500万、600万では
びくつかないのか?
ほんでまた、うちのお客さんも、お客さんで、
トレー
シーさん : Okay. I'll buy it.
いいわ。買います。
ホンマかいな?ようやる~。
このおふたりのそばにいると、
頭がおかしくなる。
ここは、日本か?地球か?
さて、パスポートを見せてくれろ、と店員さん。
ないとどうなるのだ、と、エスコート役の山田。
なければ、免税にならないから、
5%余計にかかる、という。
少ない山田の脳みそによる計算では、
580万×0.05=約25万円
山田 : あわわわ・・・
トレー
シーさん : Yamada san, Please call the driver
to go back to the hotel and pick up
Endi.
I'll call Endi to
bring my passport here.
山田さん、ドライバーさんに電話して、
エンディさんをホテルに迎えに行くよう言ってもらえます?
私は、エンディさんに電話して、
パスポートを持って来てもらうわ。
(;^_^A)
ふたりは、一斉に電話を始めます。
クコロが見つかったぞ。大変だぞ。
580万円だぞ。
カバンごときが580万円だぞ。
【ニューオータニ、午前10時】
午前10時。おふたりが降りて来られました。
きょうは、最終日です。
淡々と日程をこなしていきます。
きょうの予定は、池田のラーメン記念館。
阪神高速池田線を走ります。
大阪空港を過ぎて、池田方面へ。
阪急池田駅のほど近く、
インスタントラーメン記念館はあります。
が、その前に、
エンディさんの大好きな
釣り具屋さんがあったので、
お立ち寄り。
きょうは、最終日。お
好きなだけ時間をかけて、どうぞ。
と、思っていたら、またもや、
リールをたくさん、お買い上げ。
支払い総額60万円なり。
ヾ(@°▽°@)ノ
おったまげたゴタぴょん。
エンディさんは、幸せだなあと思う。
日本で、旦那が釣り具に、60万円かけたら、
離婚問題やけどな。
ヾ(@^▽^@)ノ
エンディさん、お買い物終了。
トレーシーさん、また、
「おなかすいちゃった。」
近くの食事場所は、セルフのうどん屋、
「金比羅うどん」。
ヾ(@^▽^@)ノ
店内に入ると、まず、店員さんが
麺の注文を聞いて来ます。
このとき、太麺か、
細麺かの希望をいうことになっています。
が、
先に注文を聞かれたトレーシーさん、
どう返事すればいいのか、お困りの呈。
山田 : You have a choice,
Tracy san between thick
noodle and slim one.
太麺と細麺選べますねん。
トレー
シーさん: I like my noodle slim.
細麺よ。
さらに、眼前に、トッピング用に、
いろいろな天ぷらが並んでいます。
トレー
シーさん : What's this ?
これ、何なの?
ちくわの天ぷらである。
山田 : It's a stick of fish sausage.
さかなのソーセージですわ。
トレーシーさん、ちくわの天ぷらをみっつ、
海老天もみっつ、お皿に盛って、
レジを済ませます。
会計が済むと、出汁は、
セルフサービスで入れます。
エンディさんも、無事、
ご自分で、出汁を注ぎ終え、
テーブルへ。
全員、着席~。
ズルズルズル・・・と音を立てて食べます。
東洋人の特権であります。
アメリカ人もイギリス人も、
こんな行儀の悪い食べ方しはりませんで~。
ヾ(@^▽^@)ノ
お向かいに、シャノワールがありました。
と言っても、シャンソンを歌う場所ではありません。
ここは、洋菓子店で、店内喫茶があります。
ここで、食後のコーヒーです。
コーヒー、1パイ400円。
ケーキセットが600円。
よって、ケーキセットを注文。
C'etait bon.
うまかったぜ。
ヾ(@^▽^@)ノ
さて、じゃ行きましょう。
え?どこへ?
インスタントラーメン記念館へ。
ああ、そうでした。ケーキ食べたから、
もう終わったと思うた。
【インスタントラーメン】
戦後、食糧難を目の当たりにした安藤百福が、
食品開発の必要性を実感し、
作り上げたというインスタントラーメン。
それが、ご存じチキンラーメン。
このチキンラーメンを
1958年(昭和33年)に
開発した安藤百福の業績を記念して、
1999年(平成11年)、
ゆかりある大阪府池田市に建てられた施設。
管理・運営は
日清食品関連団体の
(公財)安藤スポーツ・食文化振興財団。
我らが、エンディさんとトレーシーさん、
カップのデザインを描き入れます。
カップができたら、
好きな具材をトッピングしてもらいます。
ただし、1つのカップラーメンに、
ひとり、4種類の具材までしか選べません。
2階は工場です。
工場と言っても、
みなさんが作る
インスタントラーメンの工場です。
はじめに、300円を
支払っておけば、ここで、制作実習ができます。
おふたりとも、
デザインのセンスは、なかなかのもの。
日清専属デザイナーになれまっせ。
(=⌒▽⌒=)
エンディさんの頭の中は、
山田の想像では、ラーメンのことは、
全く考えていなかったような気がします。
頭のなかは、今しがた買った、
60万円の釣り道具のことばかり
だったかも知れない。
大阪へ、引き返します。
エンデ
ィさん : Would you please go back
directly to the hotel.
このままホテルに戻って下さいな。
山田 : Certainly.
わかりました。
【ホテル】
ここで、エンディさんを降ろして、ツアー続行。
トレー
シーさん : Please take me to the Hilton.
ヒルトンホテルに行ってほしいの。
山田 : Yes, Ms.Tracy Lim. Let's go.
はい、奥様、行きますよ。
ヾ(@^▽^@)ノ
大阪梅田1丁目8番。
聳えまするは、ヒルトンホテル。
北に大阪駅を臨み、
南にマルビル、東は阪神、
ここは、大阪のど真ん中。
トレー
シーさん : Can I stop over at the Daimaru ?
大丸に寄ってもいいかしら?
山田 : As you'd like to.
どうぞ。
松原さん : 山田はん、車は、グランヴィアホテルの
車寄せに お着けして、大丈夫でしょうか?
山田 : なるほど。それがいいね。
そのまま、すまして、
ホテル客然として、入って
行って、カゴ抜けして、
大丸に行けばいいんだもの。
【グランヴィア大阪、車寄せ玄関】
それは漆黒のハイヤーだった。
東洋人風の女が降りて来た。
助手席から
足の短い中年男が出て来て、
女を手招きし、ホテルへと、入っていった。
何?何ゆうてんねん。
山田とトレーシーはんが、
ホテルをカゴ抜けして、
大丸に行ったんやで~。
なんで、ここへ来たかというと、
ここの9階にある、
「東急ハンズ」
に用があるらしいのです。
「からくり爪楊枝入れ」
をもっと買いたくて、
この東急ハンズに来ましたのや。
それで、あったんか~?
なかったで~。
なかったのですが、
別の面白い、爪楊枝入れがあったのです。
重量挙げ選手が、爪楊枝を持ち上げて、
出てくる面白い、からくりです。
三宅選手かも。
ヽ(゚◇゚ )ノ
【ヒルトン・イーストウィング】
爪楊枝入れをゲットして、いよいよ、ヒルトンへ。
このヒルトンがまた、
ややこしくて、
イーストウイングと、ウエストウイングが
あるんです。
ヾ(@^▽^@)ノ
ややこしい名前やめて、
ヒルトンと、ヨルトン
にしておいてほしいわ。
ヒルトンと、ヨルトンの間に~
先に、トレーシーさんが、入って行きました。
出迎える店員さんと、
何やら、ひとこと、ふたこと。
店員さんのお顔は、
トレーシーさんを上から下まで見ている。
あ、あったんだ。
カバンがあったんだ。
山田は、本能で、そう知りました。
ヾ(@°▽°@)ノ
店員さん : はい、クロコがございます。
たった一点ですが。
トレー
シーさん : What color is it ?
どんな色?
店員さん : It’s black.
黒ですわ。
トレーシーさん: Fine.
オッケーよ。
またもや、別室に通されるのか?
でも、ここは、そんなことはありません。
お客様を監禁するような、
失礼なことはありません。
警備体制が、出来ているからなのでしょうね。
ヽ(゚◇゚ )ノ
しばらくして、店員さんは、
バッグを持って、現れました。
店員さん: これが、クロコです。
平然としたお顔です。
ちょっと、おかしなやつだともとれる。
なぜなら、お値段は、580万円だからだ。
もっと、興奮した表情で、普通だと思うが、
こういう世界では、500万、600万では
びくつかないのか?
ほんでまた、うちのお客さんも、お客さんで、
トレー
シーさん : Okay. I'll buy it.
いいわ。買います。
ホンマかいな?ようやる~。
このおふたりのそばにいると、
頭がおかしくなる。
ここは、日本か?地球か?
さて、パスポートを見せてくれろ、と店員さん。
ないとどうなるのだ、と、エスコート役の山田。
なければ、免税にならないから、
5%余計にかかる、という。
少ない山田の脳みそによる計算では、
580万×0.05=約25万円
山田 : あわわわ・・・
トレー
シーさん : Yamada san, Please call the driver
to go back to the hotel and pick up
Endi.
I'll call Endi to
bring my passport here.
山田さん、ドライバーさんに電話して、
エンディさんをホテルに迎えに行くよう言ってもらえます?
私は、エンディさんに電話して、
パスポートを持って来てもらうわ。
(;^_^A)
ふたりは、一斉に電話を始めます。
クコロが見つかったぞ。大変だぞ。
580万円だぞ。
カバンごときが580万円だぞ。
おいらの一番上等のカバンは5800円だから1000個
買えるぞ~。あ、この発言はおふたりに内緒ネ!
ヽ*1ゝ
ふたり、同時に電話を終えます。ふ~~。
あとは待つだけ。
( ゚ ▽ ゚ ;)
40分後、エンディさんが到着。
山田、ヒルトンホテルの車寄せで出迎え。
急ぎ、ホテル内のエルメス直営店にお通し。
山田には、なぜ、
このカバンが580万円の値打ちがあるのか、
わからないが、
目利きの人には、わかるのでしょう。
しばらく、そのカバン(白い手袋をして)を見て、
ご決断。
エンディさん; That'll be good.
ええよ~。
これで、決まり。だが、まだ余談は許されない。
エルメスには、同一人物が、
6ヶ月以内に、エルメスの高額商品は
購入できない、という規定がある。
購入者の名前を変える程度の子どもじみた手口で、
通用するのか、どうか。
(@ ̄Д ̄@;)
数分後、エルメス本部から、連絡。
購入OKの回答。
購入手続きが進められます。支払いはカード。
アメリカンエクスプレスメタル。
免税手続きが取られました。
次に、税関で没収されても、
エルメスは責任を負いません、という
そういう書類にサイン。
たとえば、病院で、手術をうけるとき、
失敗しても、文句は言いません、という
書類にハンコを押すようなもの。
山田も、こんな書類作ったら、どうだろう。
ガイドは案内する内容に、責任をもちません。
ハンコ押して!
( ̄□ ̄;)!!
20分後、手続き完了。
カバンは、これで無事、
トレーシーさんのものとなりました。
最後の難関は、出国時の税関です。
クロコダイルは、ワシントン条約の禁止
品目です。
没収の憂き目にあう危険性はかなり高いのです。
事情通によると、値札をはずし、
普段使っているバッッグとして、持ち込めば
ほとんど免れることができるそうですが・・・
うまく、帰国できたのでしょうか?
また聞いて見たいと思います。
【ホテルへ】
山田 : Do you call it a day ?
きょうは、もう終わりますか?
トレー
シーさん : Yes, please go back to the hotel.
はい、そうして下さいな。
さすがに、高級品を買った自覚があるためか、
本日の観光はこれまで。
ホテル、直行となりました。
午後4時。延べ8日間の
ツアー&アテンド業務終了です。
世の中には、お金持ちがいる
というのは、わかっていたが、
これが、現代に見る富裕層の青春群像であるのか。
報酬は、まる1日分+チップ。ありがたいです。
最後に握手でおわかれ。
今度は東京に来る、とおっしゃいます。
東京のガイドをご紹介しますので。
と言い添えて、楽しい8日間が終わりました。
Bon voyage
山田 錦(ゴタぴょん)
ヽ*1ゝ
ふたり、同時に電話を終えます。ふ~~。
あとは待つだけ。
( ゚ ▽ ゚ ;)
40分後、エンディさんが到着。
山田、ヒルトンホテルの車寄せで出迎え。
急ぎ、ホテル内のエルメス直営店にお通し。
山田には、なぜ、
このカバンが580万円の値打ちがあるのか、
わからないが、
目利きの人には、わかるのでしょう。
しばらく、そのカバン(白い手袋をして)を見て、
ご決断。
エンディさん; That'll be good.
ええよ~。
これで、決まり。だが、まだ余談は許されない。
エルメスには、同一人物が、
6ヶ月以内に、エルメスの高額商品は
購入できない、という規定がある。
購入者の名前を変える程度の子どもじみた手口で、
通用するのか、どうか。
(@ ̄Д ̄@;)
数分後、エルメス本部から、連絡。
購入OKの回答。
購入手続きが進められます。支払いはカード。
アメリカンエクスプレスメタル。
免税手続きが取られました。
次に、税関で没収されても、
エルメスは責任を負いません、という
そういう書類にサイン。
たとえば、病院で、手術をうけるとき、
失敗しても、文句は言いません、という
書類にハンコを押すようなもの。
山田も、こんな書類作ったら、どうだろう。
ガイドは案内する内容に、責任をもちません。
ハンコ押して!
( ̄□ ̄;)!!
20分後、手続き完了。
カバンは、これで無事、
トレーシーさんのものとなりました。
最後の難関は、出国時の税関です。
クロコダイルは、ワシントン条約の禁止
品目です。
没収の憂き目にあう危険性はかなり高いのです。
事情通によると、値札をはずし、
普段使っているバッッグとして、持ち込めば
ほとんど免れることができるそうですが・・・
うまく、帰国できたのでしょうか?
また聞いて見たいと思います。
【ホテルへ】
山田 : Do you call it a day ?
きょうは、もう終わりますか?
トレー
シーさん : Yes, please go back to the hotel.
はい、そうして下さいな。
さすがに、高級品を買った自覚があるためか、
本日の観光はこれまで。
ホテル、直行となりました。
午後4時。延べ8日間の
ツアー&アテンド業務終了です。
世の中には、お金持ちがいる
というのは、わかっていたが、
これが、現代に見る富裕層の青春群像であるのか。
報酬は、まる1日分+チップ。ありがたいです。
最後に握手でおわかれ。
今度は東京に来る、とおっしゃいます。
東京のガイドをご紹介しますので。
と言い添えて、楽しい8日間が終わりました。
Bon voyage
山田 錦(ゴタぴょん)
*1:◎д◎