2012年 9月20日 (木)
《 岩田山の長い坂道は、山田のおじさんには、無理 》
午前8時30分 【南海スイスホテルロビー】
コンシェ
ルジュさん : 山田さん、お待たせしました。クリスティナ
さんが、降りて来られましたよ。
山田 :(誰が~?て、
うそつけ。待ち望んでいたくせに!)
はい、どうも。
クリス
ティナさん : Good Morning !
おはようございます
山田 : Good morning, Ms.Christin.
おはようございます
ご主人のウィ
リアムさん : Nice to meet you.
よろしく
山田 : Nice to meet you,too.
こちらこそ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
きょうのお客様は、オーストラリアは、
メルボルンからお越しの
ご夫妻です。
ご主人は、日本は2回目。奥様は、始めての日本です。
行き先は、すべて、奥様に合わせます。
名刺を・・・と思ったが、
持ってくるのを忘れた。あほや。
ほんまにアホなおっさんや。
何があほやゆうて、
きょうも、山田のおっさんは、
ズボンのベルトしてくるのん忘れよった。
ヽ(゚◇゚ )ノ
そういえば、一昨日の案内では、
通訳ガイドの許可証を持ってくるのを忘れて、
各施設へのフリーパスの入場に
支障をきたすドジを奏でた。
いつも、首にぶら下げているのに、
その日に限って、ぶら下がっていない。
(困った。) (°д°;)
山田青年・・・中年は思った。
(なにか、ガイドであることを
証明するものは、ありませんか?)
山田は、カバンの中を引っかき回して、探した。
(スーパーのレシート、こんなん、あかん。)
( 市バスの一日乗車券・・・
これが目に入らぬか~・・あかん)
( 名刺・・・・うーん、これで、いけるかな?)
そして、名刺を胸にぶら下げた。
タンタンタヌキの金名刺~がブ~ラブラ・・
何と、これで、清水寺、二条城、金閣寺・・・
すべて、フリーパス扱いとなった。
なぜ、そんなモンで、代用できたか?
名刺は、コクヨの合わせ名人のテンプレート。
しかも、もっとも、ド派手なデザイン。
挿入写真は、名刺の1/3のスペース。
このわけのわからんド派手名刺が、
こんなに役立つ日が来るなど、
一体、どこの誰が想像できたででしょう。
その効果たるや、金閣寺400円、
二条城600円、清水寺300円、
合わせてピョコピョコ1300円の大助かり~。
ただしな。
あれは、二条城の入り口でのことだ。
係員が、じーっと、我が胸に懸けたあの、
ぶらぶらタヌキの名札を食い入るように、
のぞき込んでいたときには、
さっすがに、山田も、額から、
玉のような汗がタラリンコ。
(お願い、そんなに見つめないで~)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
山田観光事務所では、
お客様のレンタカー借り受けを代行をし、
山田が無償で運転代行をします。
その費用の実費を、
ガイド料金と別に請求します。
ガイド料金以外は、びた一文も受け取らない、
という方針で、白タク疑惑を乗り切っております。
(あんまり、乗り切れていないかもね~。)
(#⌒∇⌒#)ゞ
※※※※※※※※※※※※※※
ご主人 : How much time does
it take to get to Kyoto ?
京都まで、時間どれくらいかかります?
山田 : Well,roughly estimated,
it takes 2 hours with the
normal route 1, and takes
1 hour by the express way.
そうでんな。
まあおおざっぱですけど、
ふつうの道で
2時間、高速で1時間ですわ。
ご主人 : Then, please use the express way !
ほな、高速でたのんまっさ!
※※※※※※※※※※※※※※※
難波から、堺筋を北へ。土佐堀通りを東へ。
内環状線で北へ。そして、
花博通りを東。しばらく行くと、
やってきました花の第二京阪。
ただし、私ゃ、この道、始めてじゃ~~。
ご主人 : How much does the way cost ?
料金、なんぼでんねん?
山田 : (知りまへんなあ。)
Well, around 1700 yen.
せやなあ、1700円くらいですわ。
(ホンマかいな。このおっさんわ!)
(まあ、ええわ。
2000円より、超えたら、責任取って、
出た分、みたるわ~。)
(何とええかげんな山田のおやじ~)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
さて、気になる高速のお値段は、
乗った場所から、京田辺までが450円。
京田辺から巨椋池までが850円。
そして、阪神高速京都線が450円。
しめて、1750円なり~。
お見事、山田のおやじさま~、かなり正解~~
ご夫妻のリクエストは、伏見稲荷でございます。
よって、「上鳥羽」の出口で降ります
高速は新堀川通りに降ります。旧久世橋通りで東へ。
ストーンと突き当たり、本町通りまで。
本町通りを左(左しか行けない。一方通行です。)
そこから、少し北へ進むと、
見えて来ましたJRの伏見稲荷駅。
駅の向かいに、伏見稲荷の参道入り口があります。
よって、そこで、右折。みなさま、
伏見稲荷へ、お車でお越しの際には
お気をつけあそばせ。
ここは、キープレフトちゃいまんねん。
キープライト
右側通行でっせ。
ちょっとだけ、アメリカに来た気分を満喫~・・
【伏見稲荷】
御鎮座は、711年2月。
昔、あるお殿様が矢を射ると、
その矢が、白鳥に変わって、飛んで行き、
山の頂に止まった。
そこに稲が生じ、この寺の由来となった。
と、風土記に書かれています・・・
正しくは、書かれているそうです。
確かめたい御仁は「山城国風土記」をみてみましょう。
きっと、3分後に
鼻ちょうちん作って、
寝込んではりますやろなあ。何?
お前と一緒にすんな?
すんまへん。
山田 : I'll show you how to pray
at a shinto shrine.
神社でのお祈り方法はね。
Two bows, two claps and
one final bow like this.
こないして、二礼、二拍、一礼しまんねん。
ご夫婦 :Two bows, two claps and
when do you toss a coin ?
二礼、二拍なあ・・
ほんで、いつお賽銭あげますねん?
山田 :Oh, toss it between two
claps and final bow.
最後の一礼の前なやあ。
その場しのぎのええかげんなガイドでも、
真剣に聞いて下さると、
罪の意識を感じます。
「今度から、もうちょっと、
真面目に、ガイドせななあ。」
自分に固く誓うゴタ。(ホンマか。このドテカボチャ!)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
山田 : This is the scean where the movie
with its title known as
"Sayuri"depicted beautifully the
heroin, Sayuri."
ここなあ、あれですねん。
「さゆり」ゆう映画のロケ地
でしてん。
クリス
チナさん :Yes,I know.
I read the book. It was very beautiful.
Sayuri ran thruogh the very torii tonnnel.
Did you watch it, Gota san ?
はい、知っていますとも。
さゆりがこの鳥居のところを
走っていました。きれいでしたわ。
山田はんも見はった?
山田 : I'm afraid not.
それが・・・見たことありません。
【教訓】 見たこともないものを、
さも見たよう言うな。
恥かくで~~~~。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【清水寺】
市営駐車場は満車。
修学旅行のシーズン中は、観光バスが最優先。
なぜか。答は、車は、Uターンして帰れるが、
この道幅の狭いところは、
大型バスはUターンできません。
Vターンも、Xターンも、何ターンも出来ない。
つまり、駐車場に入らないと、行くことも、
帰ることもできず、立ち往生。
そういうわけで、おバス様の駐車場です。
我ら、おバスさまから見れば、
ザコのような車はどっかへ、行け~、ゆうわけです。
なもので、どっかへ行きました。
どっかというと、すぐ先のP。
ここも、ピーク時は、
タクシー専用駐車場になるのですが、
きょうだけは、一般自家用車もOKでした。
さて、せっかくの清水寺ですが、
修復中で、奥の院も、阿弥陀堂もありません。
姿を消しました。と言っても、
忍術で消えたのではありません・・・・
いや、もしかしたら、忍術で消えたのかも。
なにしろ、仏様でっさかい、神通力は無限大。
奥の院手前の舞台から、
景色を楽しむことが出来ました。
山田 : Look ! there, Do you see the Kyoto tower ?
あっ! ほら、京都タワーやで,あれ。
ご夫妻: Yeah. Kyoto Station.
へえ、京都えきやなあ。
山田 : Look ! someone is waving handkachief !
あ、誰か、ハンカチ振ってる!
ご主人: Where ?
どこ?
山田 : Sorry、it's a lie.
うそ。
(見えるわけないやん!)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【祇園】
ご夫妻、夕食のお薦め場所をお聞き。
山田 : There's a place where
you can enjoy meals with
maiko entatainer sitting beside you.
( 舞姑はん横に侍らせて
食事するとこ、ありますけど。)
お客様 :Airight. anyway take us now.
We'll come again later.
(行ってみて。後でまた、行ってみますわ。)
祇園は高台寺参道から、下河原通りへ。
上がって、八坂神社の手前右。
「畑中旅館」さんに立ち寄った。
宿のご主人、仰せに曰く、
「 きょうは、すんまへんなあ。
舞姑はんのショーは
きょうは、ありまへんねん。
明日やったら、みれまっせ。」
とりあえず、パンフレットをもらって来た。
お客様、とても残念そう。
オーミゼラブル。ミゼラーブル。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【京都ハンディクラフトセンター】
毎度、来るたび淋しくなっているお店。
威容を誇った時代があったのだが。
JTBのウォーキングツアーのバスが
ひっきりなしに出入りした時代は終焉を迎えたのか。
嗚呼淋しき我が人生~・・てか、
大袈裟なやつめ・・あ、ワテのことでんがな。
おとなりの、アミタで食事。
奥様、仰せに、おトイレはいずこなるや。
ワレ答えていわく、
「お、お、おまへんがな?! 何でや~~?」
上の階やろ。上がって見た。
「あ、ない。ここもあれへんで。
トイレ。どこ行ってん?こら。」
結局、おトイレは、一階、もしくは、
4階でする以外、このビルでは、
生きる術がない。
どういうことかというと、
2階と3階は改修工事中。
おヒマなのよ。外国人が来なくなって・・・。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
【二条城】
最後のコーナー、勅使の間で
ご主人 :Was shogun the king ?
And you have another king by the
name of emperor ?
将軍ゆうたら、王様でっしゃろ?
ほんで、天皇ゆう王様も
いはるやんか。
山田 :Social ranking was different between them.
Emperor was higher in ranking than shogun.
地位付けがちゃいまんねん。
天皇が将軍より上です。
ご主人 :And the shogun had more power than
the emperor. right ?
けど、力は将軍の方が
あったちゅーんやろな?
山田 :Yeah.
んだ。
ぐるりと建物を回れば、
800畳の畳を見たことになります。
二の丸御殿出口玄関で、
ご主人は、靴の紐を結んでいるところ。
さっさと靴を履きおわった山田。
ポケと見ています。
すると、車寄せの係員が、山田の顔を見ています。
( あれ、まだ見てる。
いや、まいったな。ボクは、そんな
見つめられるほど、男前じゃないんだけど。)
まだ、見ています。
( ボクに気があるんだ。
まあ、可愛い子じゃないか。)
と、そのとき、こっちにやって来て、
係員 : おたく、シャツの襟が、ゆがんでますわ。
ネクタイも、もっと
ちゃんと、しはった方が・・・
私、したげますわ。
山田 : ・・・・・ハイ・・・・。
【教訓】 汝自身を知れ!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【金閣寺】
山田 : This is what you call Kinkakuji,
gold pavilion with
a pyramidal roof.
これでっせ。金閣寺。
ご夫妻 : Great.
Magnificent.
すっげー。
山田 : Would you like me to push
the button ? on your camera ?
ボタン押しまひょか?カメラの?
ご夫妻 : No,Mr.gota. Come over here and join us.
This time, three of us.
I'll ask someone to take
a picture of us.
いやいや。こっちおいでなはれ。
今度は3人や。
ワシ誰かに頼んだげますし。カメラ。
3人ショット。バックは金閣寺。
義満に18人の妾がいて、ボート遊びをしたのだと
言ったら、
ご主人 : That's a common dream all men hold.
男の夢でんなー。
奥様 : Common dream ?
lack of common sense,indeed.
夢ってか? 狂気の沙汰や。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【嵐山】
岩田山公園のお猿さんを見たい、といいます。
山田 : They are tremendously mischievous.
いたずらだよん。
ご夫妻: Anyway let's go !
いいってことよ。行くでぇ!
しばらく、ついていったが、途中で息切れ。
( おお、もう私は老いさらばえた。
友よ、私を見捨てて
行ってくれたまえ。)
山田 : I think I'll go back to
the car because I have
something to do for your today's dinner.
( 夜のお食事場所調べようと思うんです。先に
バスに戻ってます。)
ご夫妻: No, no, that's not necessary. Why don't you join
us, Yamada san ?
(いいから、一緒に行きましょうよ。)
山田 : To tell the truth, I got completly exhausted.
(ほんまは、ヘトヘトでんねん。)
ご主人 : Alright then.
I'll call you when we get down there.
Can you come to the entrance ?
(オッケー。降りたら電話すっさかい、
入り口のとこまで、車もって来て。
入り口周辺は、狭い道です。
ここに車をもって来たゴタ、Uターン
で、向きを変えておこうと思い、方向転換。
バックオーライ。ひとりで、点呼。
オーライ。オーライ・・・
ガッシャ
(え?何や、何や。)
車から降りてみた。
すると、後ろに、カラーコーンが置いてあった。
(そんなん、どうでもええわ。車は無事か?)
一応、無事のようである。
カラーコーンのほうは、ぶつける前からボロボロ
だったので問題はないと思ったが、いちおう
「すんません」のひとことがいると思ったが、
持ち主不明につき、心の中で「ごめんねー」 。
私は、よく、
「あんた、そそっかしいわ。」
と言われる。
自分では、気づいていない癖は7つあるといいます。
なくて、七癖。
ヾ(@^▽^@)ノ
お客様のお戻り~。
山田 : Welcome back.
ようお戻り。
ご主人 : We saw the monkeys.
Far from mischievous, they are
aggressive.
お猿さん、ありゃ、あんた、
いたずらっちゅーような
モンちゃいまっせ。闘争むきだしや。
みなさん、岩田山のお猿さんには、気をつけましょう。
女性の方はハンドバックにお気をつけ下さい。
山田は、車のバックにお気をつけ下さい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
【お別れ】
きょうのツアーは、京都でドロップアウト。
お別れ場所は、先斗町・・・・のはずが、
なかなか、車を止めるところがない。
(ほんまに、駐車違反ばっかりや。
取り締まれ~いや、うそ。
そんなんされたら、こっちも困る。)
とうとう、四条大橋の上で車を止めます。
車内で精算。
ガイド料金、レンタル料金、
ガス、合計 35000円
立て替え金、4500円、
総合計 39500円なり~。
( あ、500円もろた思うてるやろ?
はい正解。でへっ。いただきました。
ありがとうございました。お疲れ様でした。)
ツアー客なら、離団書を書いてもらうところ。個人客の利点は、
① いつでも
② どこでも
③ Call it a day ! 終われまっせ~。
というわけで、帰路は寂しくひとり旅。
ロンサムロードの山田 錦でした。
ヾ(@^▽^@)ノ
午後7時大阪淀屋橋に戻り、車を返却。
午後8時帰宅。
おしまい
山田 錦
《 岩田山の長い坂道は、山田のおじさんには、無理 》
午前8時30分 【南海スイスホテルロビー】
コンシェ
ルジュさん : 山田さん、お待たせしました。クリスティナ
さんが、降りて来られましたよ。
山田 :(誰が~?て、
うそつけ。待ち望んでいたくせに!)
はい、どうも。
クリス
ティナさん : Good Morning !
おはようございます
山田 : Good morning, Ms.Christin.
おはようございます
ご主人のウィ
リアムさん : Nice to meet you.
よろしく
山田 : Nice to meet you,too.
こちらこそ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
きょうのお客様は、オーストラリアは、
メルボルンからお越しの
ご夫妻です。
ご主人は、日本は2回目。奥様は、始めての日本です。
行き先は、すべて、奥様に合わせます。
名刺を・・・と思ったが、
持ってくるのを忘れた。あほや。
ほんまにアホなおっさんや。
何があほやゆうて、
きょうも、山田のおっさんは、
ズボンのベルトしてくるのん忘れよった。
ヽ(゚◇゚ )ノ
そういえば、一昨日の案内では、
通訳ガイドの許可証を持ってくるのを忘れて、
各施設へのフリーパスの入場に
支障をきたすドジを奏でた。
いつも、首にぶら下げているのに、
その日に限って、ぶら下がっていない。
(困った。) (°д°;)
山田青年・・・中年は思った。
(なにか、ガイドであることを
証明するものは、ありませんか?)
山田は、カバンの中を引っかき回して、探した。
(スーパーのレシート、こんなん、あかん。)
( 市バスの一日乗車券・・・
これが目に入らぬか~・・あかん)
( 名刺・・・・うーん、これで、いけるかな?)
そして、名刺を胸にぶら下げた。
タンタンタヌキの金名刺~がブ~ラブラ・・
何と、これで、清水寺、二条城、金閣寺・・・
すべて、フリーパス扱いとなった。
なぜ、そんなモンで、代用できたか?
名刺は、コクヨの合わせ名人のテンプレート。
しかも、もっとも、ド派手なデザイン。
挿入写真は、名刺の1/3のスペース。
このわけのわからんド派手名刺が、
こんなに役立つ日が来るなど、
一体、どこの誰が想像できたででしょう。
その効果たるや、金閣寺400円、
二条城600円、清水寺300円、
合わせてピョコピョコ1300円の大助かり~。
ただしな。
あれは、二条城の入り口でのことだ。
係員が、じーっと、我が胸に懸けたあの、
ぶらぶらタヌキの名札を食い入るように、
のぞき込んでいたときには、
さっすがに、山田も、額から、
玉のような汗がタラリンコ。
(お願い、そんなに見つめないで~)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
山田観光事務所では、
お客様のレンタカー借り受けを代行をし、
山田が無償で運転代行をします。
その費用の実費を、
ガイド料金と別に請求します。
ガイド料金以外は、びた一文も受け取らない、
という方針で、白タク疑惑を乗り切っております。
(あんまり、乗り切れていないかもね~。)
(#⌒∇⌒#)ゞ
※※※※※※※※※※※※※※
ご主人 : How much time does
it take to get to Kyoto ?
京都まで、時間どれくらいかかります?
山田 : Well,roughly estimated,
it takes 2 hours with the
normal route 1, and takes
1 hour by the express way.
そうでんな。
まあおおざっぱですけど、
ふつうの道で
2時間、高速で1時間ですわ。
ご主人 : Then, please use the express way !
ほな、高速でたのんまっさ!
※※※※※※※※※※※※※※※
難波から、堺筋を北へ。土佐堀通りを東へ。
内環状線で北へ。そして、
花博通りを東。しばらく行くと、
やってきました花の第二京阪。
ただし、私ゃ、この道、始めてじゃ~~。
ご主人 : How much does the way cost ?
料金、なんぼでんねん?
山田 : (知りまへんなあ。)
Well, around 1700 yen.
せやなあ、1700円くらいですわ。
(ホンマかいな。このおっさんわ!)
(まあ、ええわ。
2000円より、超えたら、責任取って、
出た分、みたるわ~。)
(何とええかげんな山田のおやじ~)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
さて、気になる高速のお値段は、
乗った場所から、京田辺までが450円。
京田辺から巨椋池までが850円。
そして、阪神高速京都線が450円。
しめて、1750円なり~。
お見事、山田のおやじさま~、かなり正解~~
ご夫妻のリクエストは、伏見稲荷でございます。
よって、「上鳥羽」の出口で降ります
高速は新堀川通りに降ります。旧久世橋通りで東へ。
ストーンと突き当たり、本町通りまで。
本町通りを左(左しか行けない。一方通行です。)
そこから、少し北へ進むと、
見えて来ましたJRの伏見稲荷駅。
駅の向かいに、伏見稲荷の参道入り口があります。
よって、そこで、右折。みなさま、
伏見稲荷へ、お車でお越しの際には
お気をつけあそばせ。
ここは、キープレフトちゃいまんねん。
キープライト
右側通行でっせ。
ちょっとだけ、アメリカに来た気分を満喫~・・
【伏見稲荷】
御鎮座は、711年2月。
昔、あるお殿様が矢を射ると、
その矢が、白鳥に変わって、飛んで行き、
山の頂に止まった。
そこに稲が生じ、この寺の由来となった。
と、風土記に書かれています・・・
正しくは、書かれているそうです。
確かめたい御仁は「山城国風土記」をみてみましょう。
きっと、3分後に
鼻ちょうちん作って、
寝込んではりますやろなあ。何?
お前と一緒にすんな?
すんまへん。
山田 : I'll show you how to pray
at a shinto shrine.
神社でのお祈り方法はね。
Two bows, two claps and
one final bow like this.
こないして、二礼、二拍、一礼しまんねん。
ご夫婦 :Two bows, two claps and
when do you toss a coin ?
二礼、二拍なあ・・
ほんで、いつお賽銭あげますねん?
山田 :Oh, toss it between two
claps and final bow.
最後の一礼の前なやあ。
その場しのぎのええかげんなガイドでも、
真剣に聞いて下さると、
罪の意識を感じます。
「今度から、もうちょっと、
真面目に、ガイドせななあ。」
自分に固く誓うゴタ。(ホンマか。このドテカボチャ!)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
山田 : This is the scean where the movie
with its title known as
"Sayuri"depicted beautifully the
heroin, Sayuri."
ここなあ、あれですねん。
「さゆり」ゆう映画のロケ地
でしてん。
クリス
チナさん :Yes,I know.
I read the book. It was very beautiful.
Sayuri ran thruogh the very torii tonnnel.
Did you watch it, Gota san ?
はい、知っていますとも。
さゆりがこの鳥居のところを
走っていました。きれいでしたわ。
山田はんも見はった?
山田 : I'm afraid not.
それが・・・見たことありません。
【教訓】 見たこともないものを、
さも見たよう言うな。
恥かくで~~~~。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【清水寺】
市営駐車場は満車。
修学旅行のシーズン中は、観光バスが最優先。
なぜか。答は、車は、Uターンして帰れるが、
この道幅の狭いところは、
大型バスはUターンできません。
Vターンも、Xターンも、何ターンも出来ない。
つまり、駐車場に入らないと、行くことも、
帰ることもできず、立ち往生。
そういうわけで、おバス様の駐車場です。
我ら、おバスさまから見れば、
ザコのような車はどっかへ、行け~、ゆうわけです。
なもので、どっかへ行きました。
どっかというと、すぐ先のP。
ここも、ピーク時は、
タクシー専用駐車場になるのですが、
きょうだけは、一般自家用車もOKでした。
さて、せっかくの清水寺ですが、
修復中で、奥の院も、阿弥陀堂もありません。
姿を消しました。と言っても、
忍術で消えたのではありません・・・・
いや、もしかしたら、忍術で消えたのかも。
なにしろ、仏様でっさかい、神通力は無限大。
奥の院手前の舞台から、
景色を楽しむことが出来ました。
山田 : Look ! there, Do you see the Kyoto tower ?
あっ! ほら、京都タワーやで,あれ。
ご夫妻: Yeah. Kyoto Station.
へえ、京都えきやなあ。
山田 : Look ! someone is waving handkachief !
あ、誰か、ハンカチ振ってる!
ご主人: Where ?
どこ?
山田 : Sorry、it's a lie.
うそ。
(見えるわけないやん!)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【祇園】
ご夫妻、夕食のお薦め場所をお聞き。
山田 : There's a place where
you can enjoy meals with
maiko entatainer sitting beside you.
( 舞姑はん横に侍らせて
食事するとこ、ありますけど。)
お客様 :Airight. anyway take us now.
We'll come again later.
(行ってみて。後でまた、行ってみますわ。)
祇園は高台寺参道から、下河原通りへ。
上がって、八坂神社の手前右。
「畑中旅館」さんに立ち寄った。
宿のご主人、仰せに曰く、
「 きょうは、すんまへんなあ。
舞姑はんのショーは
きょうは、ありまへんねん。
明日やったら、みれまっせ。」
とりあえず、パンフレットをもらって来た。
お客様、とても残念そう。
オーミゼラブル。ミゼラーブル。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【京都ハンディクラフトセンター】
毎度、来るたび淋しくなっているお店。
威容を誇った時代があったのだが。
JTBのウォーキングツアーのバスが
ひっきりなしに出入りした時代は終焉を迎えたのか。
嗚呼淋しき我が人生~・・てか、
大袈裟なやつめ・・あ、ワテのことでんがな。
おとなりの、アミタで食事。
奥様、仰せに、おトイレはいずこなるや。
ワレ答えていわく、
「お、お、おまへんがな?! 何でや~~?」
上の階やろ。上がって見た。
「あ、ない。ここもあれへんで。
トイレ。どこ行ってん?こら。」
結局、おトイレは、一階、もしくは、
4階でする以外、このビルでは、
生きる術がない。
どういうことかというと、
2階と3階は改修工事中。
おヒマなのよ。外国人が来なくなって・・・。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
【二条城】
最後のコーナー、勅使の間で
ご主人 :Was shogun the king ?
And you have another king by the
name of emperor ?
将軍ゆうたら、王様でっしゃろ?
ほんで、天皇ゆう王様も
いはるやんか。
山田 :Social ranking was different between them.
Emperor was higher in ranking than shogun.
地位付けがちゃいまんねん。
天皇が将軍より上です。
ご主人 :And the shogun had more power than
the emperor. right ?
けど、力は将軍の方が
あったちゅーんやろな?
山田 :Yeah.
んだ。
ぐるりと建物を回れば、
800畳の畳を見たことになります。
二の丸御殿出口玄関で、
ご主人は、靴の紐を結んでいるところ。
さっさと靴を履きおわった山田。
ポケと見ています。
すると、車寄せの係員が、山田の顔を見ています。
( あれ、まだ見てる。
いや、まいったな。ボクは、そんな
見つめられるほど、男前じゃないんだけど。)
まだ、見ています。
( ボクに気があるんだ。
まあ、可愛い子じゃないか。)
と、そのとき、こっちにやって来て、
係員 : おたく、シャツの襟が、ゆがんでますわ。
ネクタイも、もっと
ちゃんと、しはった方が・・・
私、したげますわ。
山田 : ・・・・・ハイ・・・・。
【教訓】 汝自身を知れ!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【金閣寺】
山田 : This is what you call Kinkakuji,
gold pavilion with
a pyramidal roof.
これでっせ。金閣寺。
ご夫妻 : Great.
Magnificent.
すっげー。
山田 : Would you like me to push
the button ? on your camera ?
ボタン押しまひょか?カメラの?
ご夫妻 : No,Mr.gota. Come over here and join us.
This time, three of us.
I'll ask someone to take
a picture of us.
いやいや。こっちおいでなはれ。
今度は3人や。
ワシ誰かに頼んだげますし。カメラ。
3人ショット。バックは金閣寺。
義満に18人の妾がいて、ボート遊びをしたのだと
言ったら、
ご主人 : That's a common dream all men hold.
男の夢でんなー。
奥様 : Common dream ?
lack of common sense,indeed.
夢ってか? 狂気の沙汰や。
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【嵐山】
岩田山公園のお猿さんを見たい、といいます。
山田 : They are tremendously mischievous.
いたずらだよん。
ご夫妻: Anyway let's go !
いいってことよ。行くでぇ!
しばらく、ついていったが、途中で息切れ。
( おお、もう私は老いさらばえた。
友よ、私を見捨てて
行ってくれたまえ。)
山田 : I think I'll go back to
the car because I have
something to do for your today's dinner.
( 夜のお食事場所調べようと思うんです。先に
バスに戻ってます。)
ご夫妻: No, no, that's not necessary. Why don't you join
us, Yamada san ?
(いいから、一緒に行きましょうよ。)
山田 : To tell the truth, I got completly exhausted.
(ほんまは、ヘトヘトでんねん。)
ご主人 : Alright then.
I'll call you when we get down there.
Can you come to the entrance ?
(オッケー。降りたら電話すっさかい、
入り口のとこまで、車もって来て。
入り口周辺は、狭い道です。
ここに車をもって来たゴタ、Uターン
で、向きを変えておこうと思い、方向転換。
バックオーライ。ひとりで、点呼。
オーライ。オーライ・・・
ガッシャ
(え?何や、何や。)
車から降りてみた。
すると、後ろに、カラーコーンが置いてあった。
(そんなん、どうでもええわ。車は無事か?)
一応、無事のようである。
カラーコーンのほうは、ぶつける前からボロボロ
だったので問題はないと思ったが、いちおう
「すんません」のひとことがいると思ったが、
持ち主不明につき、心の中で「ごめんねー」 。
私は、よく、
「あんた、そそっかしいわ。」
と言われる。
自分では、気づいていない癖は7つあるといいます。
なくて、七癖。
ヾ(@^▽^@)ノ
お客様のお戻り~。
山田 : Welcome back.
ようお戻り。
ご主人 : We saw the monkeys.
Far from mischievous, they are
aggressive.
お猿さん、ありゃ、あんた、
いたずらっちゅーような
モンちゃいまっせ。闘争むきだしや。
みなさん、岩田山のお猿さんには、気をつけましょう。
女性の方はハンドバックにお気をつけ下さい。
山田は、車のバックにお気をつけ下さい。
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【お別れ】
きょうのツアーは、京都でドロップアウト。
お別れ場所は、先斗町・・・・のはずが、
なかなか、車を止めるところがない。
(ほんまに、駐車違反ばっかりや。
取り締まれ~いや、うそ。
そんなんされたら、こっちも困る。)
とうとう、四条大橋の上で車を止めます。
車内で精算。
ガイド料金、レンタル料金、
ガス、合計 35000円
立て替え金、4500円、
総合計 39500円なり~。
( あ、500円もろた思うてるやろ?
はい正解。でへっ。いただきました。
ありがとうございました。お疲れ様でした。)
ツアー客なら、離団書を書いてもらうところ。個人客の利点は、
① いつでも
② どこでも
③ Call it a day ! 終われまっせ~。
というわけで、帰路は寂しくひとり旅。
ロンサムロードの山田 錦でした。
ヾ(@^▽^@)ノ
午後7時大阪淀屋橋に戻り、車を返却。
午後8時帰宅。
おしまい
山田 錦
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